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尊敬と軽蔑のあいだに

30代サラリーマンの備忘録です。至って健康体です。

営業と開発(施工)の溝はどうしたら埋まるのか

仕事の話をすると大抵愚痴になってしまうのですが、今日は良く聞く話からネタを掘り下げてみようと思います。

 

こんな言葉を耳にした事はありませんか。

 

「こんな仕事取ってきやがって!!」

 

『営業に浴びせられる罵声部門』では堂々の一位になるであろう、開発から言われるセリフですね。

「開発」と言いましたが私の働いている業界は建設業なので、私の業界では「施工」部隊と言っております。IT関係の方だと「開発」部隊になると思うので「開発」と呼ばせて頂きます。

 

営業部隊は仕事を「受注」する事が仕事です。言わばレストランに食材を仕入れてくる部門です。

開発部隊は仕事を「捌く」事が仕事です。言わば調理長(シェフ)です。

良く言われている事ですが。

 

毎回毎回良い食材を仕入れる事が出来たら、それは有能な目利きでしょう。

しかしそこは人間というもの、スーパーマンはそうそうおりません。

たまに鮮度の悪い食材を仕入れてしまった時に浴びせられる罵声が冒頭の「こんな〇〇取ってきやがって!!」になるのです。

 

もちろんシェフにも色々なタイプがいて、毎回いちゃもんを付けてくるタイプもいれば、どんな食材でも黙々と捌くタイプ等千差万別です。

今回テーマに挙げたのは前者のタイプですね。なかなかストレスが溜まるような言い方をしてくる人間です。

それが古臭い建設業特有の話かと思ったらそうでもなく、以前IT関連の営業をしている方とご一緒した時に同じ話が出てきました。「あぁどこの業界もそんなもんなんだなぁ」と感じたのを覚えています。

 

あくまで私は営業サイドの人間なので営業目線にはなってしまうのですが、営業は先に述べたように「受注」してナンボの世界。時には目先の受注に心奪われあまり物件を精査せずに契約の話をしてきたのは確かに事実です。

しかし案件の数は少数であり、大多数が精査を重ねて会社で協議した結果取ると決めたものが大半です。

それを頭ごなしにさも営業の能力が無いかのような発言をされるとこちらとしても「じゃあ食い扶持が無くなっても良いのですか?」と反論したくもなります。食い扶持を探しているのは言わずもがな営業なのですから。むしろ営業が働かないと会社という組織は成長をしていかないのですよね、良くも悪くも。

経営の方向性を示すのは経営陣ですが、その考えを真っ先に読み取り行動に移さなければならないのが営業という部門だと私は思います。

 

もちろん開発の方の仕事は真似できません。

建設業では夜遅くの残業は当たり前。土日休みは露知らず。「3K」(きつい・汚い・危険)とは良く言ったものです。

IT関連の仕事でも同様の事が言えるのではないでしょうか。

その労働環境は営業には真似できません。もちろん夜の接待は多く、別の意味で体を壊しそうな感じではありますが。

ただ、そこで感じた自分のストレスのはけ口を同じ会社の別の部署の人間に吐くというのはいかがなものでしょうか。

同じ悩みを共有したいのであれば同じ部署の人間に吐けば良いものだと私は思います。

 

「言いやすいから」とか「他に話を聞いてくれる人間がいないから」などと甘ったれた言葉で言い訳するのであれば最初から言わない方が身のためであると私は思います。

 

このブログを見ている方は非常に少ないと思いますが、少しでも思い当たる節がある方がいれば、自分の言動の方向性を少し変えるだけで物事が好転する可能性があるという事を分かって頂ければ良いかなと思います。